あなた画像の生成AIツールをいくつか利用しているんだけど管理が大変。。
こんな悩みをお持ちではありませんか?
複数の画像や動画AI生成ツールを利用していると、普通はそれぞれ別々で管理が必要になります。
起動時に別々のソフトを起動しなければならないのはもちろんこと、CheckpointやVAEなどを外部機能を利用するときに各ツールごとに設定しなければならないのはかなり面倒ですよね。
そんな時にお勧めなのは画像・動画の生成AIを一括管理できるツール「StabilityMatrix」。これを導入することで管理がかなり楽になるのでぜひみなさんには使っていただきたいところ。
本記事はこの「StabilityMatrix」の簡単な説明と導入方法を紹介します。
この記事を読むことで、生成AIツールの管理がかなり楽になるので、ぜひご覧ください。
StabilityMatrixとは?
StablilityMatrixとは、複数の画像や動画の生成AIのパッケージを一括管理できるランチャーソフトです。
使えるパッケージには次のようなものがあり、StablilityMatrixの画面から好きな生成AIツールを選択して利用することができます。
- Stable Diffusion WebUI Forge
- Stable Diffusion WebUI Forge – Classic
- ComfyUI
- Fooocus
- Fooocus – mashb1t’s 1 -Up Edition
- Stable Diffusion WebUI
- SwarmUI
- Cogstudio
- Stable Diffusion Web UI-UX
- RuinedFooocus
- SD.Next
- SDFX
- InvokeAI
- VoltaML
- Fooocus-ControlNet
- Fooocus-MRE
- Stable Diffusion WebUI reForge
利用するメリット
StablilityMatrixを利用することで様々なメリットがあります。
ランチャーから簡単にパッケージを起動できる
本来AI生成ツールを利用する際、それぞれのツールに合わせて、起動ファイルを実行したり実行コマンドを実行する必要があります。StablilityMatrixを使用すると、StablilityMatrixの中から1クリックでお好きなツールを容易に起動することができます。
効率的にデータ管理できる
別の生成ツールでcheckpointやVAEなど同一の外部拡張機能を利用する場合、それぞれのデータフォルダ内にファイルを保持する必要があります。またこれらのファイルが容量が大きく、機能によっては1ファイルで30GBほどもあるため複数ファイルを複数管理するのは処理時間・容量などコストがかさみます。これに対して、StablilityMatrixは1つのツールでAI生成ツール内のデータを管理できるため、効率的に管理できます。
外部拡張機能を簡単反映できる
本来AI生成ツールにcheckpointやVAEなどの外部拡張機能を利用する場合、各ファイルをダウンロードした後、それぞれ読み込み可能なフォルダにアップロードする必要があります。しかし、StablilityMatrixでは外部拡張機能のダウンロードサイトとアカウント連携することで、適正なフォルダに自動でファイルを設置してくれます。意外と設置場所を間違えて、イライラすることが多いので、このメリットだけでも利用する価値はあると思います。
導入手順
StabilityMatrixの導入手順を紹介します。
StablilityMatrixのexeファイルをダウンロードしましょう。
①StabilityMatrixのGithubダウンロードページに遷移する
②お使いの環境のボタンを押下して「zip」ファイルをダウンロードする


③ダウンロードした「zip」ファイルを解凍する


StabilityMatrixを開いて初期セットアップをしましょう。
①STEP1でダウンロードした「StabilityMatrix.exe」ファイルを起動する


②下記のアラートが表示される場合は「詳細情報」>「実行」の順番に押下する


③同意にチェックを入れて「続ける」を押下する


④必要に応じてデータフォルダのパスを変更して「続ける」を押下する


⑤利用情報の送信を許可するか聞かれるのでお好きな方を選択する


⑥最初にインストールするパッケージを紹介されるので必要がなければ「セットアップをスキップする」を押下する


パッケージ画面が表示されたら、Stablity Matrixの起動は完了となります。


パッケージの追加方法
StabilityMatrixを起動しただけでは、生成AIの利用はできません。StabilityMatrix内でComfiUI、Stable Diffusionなどパッケージをインストールする必要があります。そのインストール手順を紹介します。
使いたいパッケージをインストールしましょう。
①StabilityMatrixの画面下「+パッケージの追加」を押下する


②使用したいパッケージを選択する
※今回はComfyUIをインストールするていで説明します。(ComfyUIをクリックしてください。)


③必要応じてダウンロード先を変更して「インストール」を押下する


④インストールが開始するので完了するまで待つ(5分以上待つことがある)


パッケージ一覧にインストールしたパッケージが表示されたら完了となります。「Launch」を押下することで起動することができるので、利用を開始しましょう。







コメント