あなたVAEを利用できるようになったけど、毎回管理画面を開いて使用するVAEを変更するの面倒くさいです。



実は、画像生成画面に利用するVAEを表示して簡単に切り替えることができるんだ。その方法を紹介するね!
VAEを複数管理している場合、毎回管理メニューを開いて使うVAEを変更する必要があり、手間がかかります。
そこでおすすめなのが「VAEの設定インターフェースを画像生成画面に固定表示させる」です。
これをすることで、ちょっとVAEを切り替えたいときにワンクリックで変更できるので、とても便利です。
この記事ではこの設定方法を紹介するので、VAEを頻繁に利用する方はぜひ設定するようにしましょう。
VAEは切り替えが大変
VAEを利用する設定が完了してもそれだけでは少々使いにくい点があります。
- VAEを切り替えるのに毎回管理メニューを開いて変更する必要がある
- 現在使用しているVAEを画像生成画面で確認できない
1回や2回程度の変更なら問題ないですが、モデル(Checkpoint)・VAEを多用する場合、この作業はかなりのタイムロスにつながります。
特にメニュー切り替えに画面遷移が発生するため、画像生成設定が一度リセットされるので、設定内容を控え忘れると一生同じ設定ができないことも・・・。
私も何回もそれで泣きを見て、何度心を折られたことか。。
VAEを画像生成画面に固定表示すると便利
この問題のベストな解決方法は、画面生成画面にVAE切り替えインターフェースを固定表示することです。
これでいつでもVAEの切り替えが実現できるので、VAE指定のあるモデル(Checkpoint)を利用するときもプロンプトなどの設定内容はそのままで一瞬でVAEを切り替えることができます。


前提準備
本作業の事前作業は下記となります。
・Stable Diffusionを使用できる状態であること(まだの方は下記をご覧ください)
・VAEを導入済みであること(まだ方は下記をご覧ください)
設定手順
では実際にVAEの切り替え設定手順を説明します。
「設定」(Setting)タブを押下しましょう。


画面左のメニューから「ユーザーインターフェース」(「User interface」)を押下しましょう。


「クイック設定」(「Quicksettings list」)の「▼」を押下して「sd_vae」を選択しましょう。


「設定を適用」(Apply settings)を押下しましょう。問題なく反映されると「I settings changed quicksettings_list.」と表示されます。


「UIの再読み込み」(Reload UI)を押下してUIの更新を行いましょう。
(再ログインを促されるのでログインしてください。)


VAEの選択UIが表示されるので、都度好きなVAEを選択して画像生成を行うことができます。







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